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公園で釣れる魚

サビキ釣り

DAIWAサビキ釣り動画

JACKALLサビキ釣り他動画

チヌ(メイタ)

全国名は、クロダイという。体型はマダイに似ている。沿岸の磯、内湾に生息しており、カニ類、貝類などを常食とする。このため歯は発達し、エサを噛み砕くようになっている。 好奇心が強い反面、視覚、臭覚、聴覚が発達し、頭が良く警戒心が非常に強いので、仕掛けは細めにした方がよい。 産卵期は3月~7月で内湾や沿岸の住み場で産卵する。オスからメスへ性転換する魚として有名である。 釣り方はウキ釣りや落し込み釣り。小型のものは、サビキ釣りにも釣れることもある。

アジ

体はやや側偏している。皮膚が硬化してできたゼイゴが側線の全体にわたって発達している。小型が多い夏場は、サビキ釣りやウキ釣りで釣れ、初心者でも釣りやすいため、人気の高い魚種のひとつでもある。
家庭料理の万能選手とも言われるほど、料理方法は様々で、サシミや塩焼き、煮付け、タタキ、南蛮漬けなどがある。

スズキ

体型はやや細めで、口は大きく、下あごは上あごより突き出している。体色は、銀灰色。沿岸の岩礁域、内湾、河口に生息し、エサを追って淡水域にも侵入する。小型の魚類、甲殻類を捕食する。代表的な出世魚で、九州ではセイゴ⇒フッコ⇒スズキと成長につれて呼び名が変わる。産卵期は1~2月で、体長は大きいもので1mを越すものもいる。 釣り方浮き釣りで活きたアジゴやイワシの泳がせ釣り。冬場は大きめの活きたモエビや青虫の房掛けでも釣れる。

タナゴ

卵形の体は側偏している。体側が青み掛かった銀色のマタナゴと呼ばれるタイプと、赤褐色のアカタナゴと呼ばれるタイプがある。沿岸の海藻が多い岩礁域に生息し、主に小型甲殻類を捕食する。卵胎生で5~7cmの稚魚を10~20尾産む。釣り方は、サビキ釣りかウキ釣りでエサは沖アミやムシ類がいい。煮付けやから揚げなどで食べるが、小骨が多いのが難点。

アイナメ

体は細長く、やや側偏する。ウロコは細かく、側線が5本ある。体色は黄褐色、茶褐色、紫褐色と個体変化が激しい。産卵期は10~1月。オスは海底の岩や海藻に産みつけられた卵塊を保護する習性がある。沿岸の岩礁域に生息し、甲殻類、魚類を捕食する。体長50cmくらいまで成長する。釣りシーズンは冬場。ウキ釣り、投げ釣りなどでエサはゴカイ類やエビ類がよい。肉は適度に脂が乗った白身で、サシミ、煮付け、から揚げなどで美味。

イシダイ

体は楕円径で側偏している。7本の黒い縞が特徴的な磯魚。ただし、この縞は成長するにつれて不鮮明になり、口の周辺が黒くなる。沿岸の岩礁域に生息し、クチバシ状の強い歯でサザエ、カニなどを噛み砕いて食べる。産卵は4~7月の日没前後に岸近くで行われる。引きがとても強いので釣り人には人気の的である。食べ方は、刺身や煮付け・塩焼きなど様々。高級な魚としても有名である。

クロ

全国名はメジナやグレと呼ぶ所が多い。体は楕円形で側偏し、タイ科の魚に似ている。体色は腹部を除いて全体に黒っぽい灰青色。各ウロコに黒点がある。沿岸の岩礁域に群れをつくって生息する。雑食性で夏場はエビ、カニなどの甲殻類、冬場は貝藻類を食べている。産卵期は、2~6月。幼魚は内湾や港内に多いが、成長するにつれ潮通しのよい磯に移動する。食べ方は、刺身や煮付けが美味である。

バリ

全国名はアイゴという。生息は磯や海草の多い場所を好む。(暖海性)海草を好みアオサ(緑藻類)を捕食としている。夏の暖かい季節になると釣れ出し、口が小さいのでエサの丸のみはせずに微妙なアタリで合わせにタイミングがいり、引きも強くて釣り人に人気の魚です。腹を開くと、海藻類いっぱいに詰まった腸管が長く巻いており、腹や皮が尿臭がするとして、嫌う人も少なくないが釣った直後に血抜きをし内臓を取って、氷水の中で保管をしておけば、アライや味噌汁・煮付けなどで美味である。

ヒラメ

カレイと逆で目が左側についている。口は大きく、両アゴに犬歯状の鋭い歯が一列に並ぶ。普段は砂地の海底に生息するが、産卵期には岩礁域に移動する。主にイワシなどの魚類を捕食する。カレイよりも遊泳力に優れ、時には魚を追って水面近くまで浮上する。ヒラメ釣りは、アジゴやイワシなどの活きエサで食い込むまで時間が掛かるので、早合わせは禁物。高級魚として扱われ、サシミや煮付けで美味。よく、おすし屋さんで聞く「エンガワ」とはヒレの付け根の縁のことだ。

カレイ

体は著しく側偏している。口は小さく、歯は門歯状。水深100m以浅の砂泥底に生息し、ゴカイ類、甲殻類を捕食する。冬場の投げ釣りの主役的存在。産卵で浅場に寄って来る冬が数釣りのチャンス。肉は白身で、煮付けやから揚げが美味。

カマス

体は細長くほぼ円形状。下アゴは上アゴより前方に突き出ている。大きい口には鋭い犬歯状の歯が並ぶ。沿岸からやや沖合いの表層や中層に生息し、小魚類を捕食する。サビキ釣りやウキ釣りで釣れ、ウキ釣りの場合は、スーパーなどで売っているパックに入ったキビナゴでも釣れる。肉が柔らかいので、サシミや煮付けよりも、干物や塩焼きなどが美味。

カワハギ

体はひし形に近く、側偏する。前方に突き出した口は、小さいが門歯状の歯は強い。皮膚は紙やすりのようにザラザラしている。体色は、灰褐色の地に暗色班が散在する。水深100m以浅の砂地や岩礁域に生息し、甲殻類や貝類などを捕食する。釣り方はウキ釣りやサビキ釣りなどで釣れる。食べ方は、刺身がうまい。フグの刺身と間違える人もいるとか。ほかは、煮付けなどでも美味。珍味の肝は秋から冬に肥大する。

サヨリ

海面を常に数十匹の群れで泳ぐので沢山の意味で(サワ)。寄り集まるの意味で(ヨリ)を、このサワヨリのワが取れてサヨリと名付けられたそうです。体型は、スマートな細身でハリのように伸び、下あごの先端には美しい紅をつけたように赤くなっている。産卵期は、4~8月頃に海岸の藻場や海中に浮遊する流れ藻の中で産卵する。釣り方はウキ釣りで、見た目より口が小さいのでハリを小さめにする。エサはサシアミがよいが、非常に警戒心が強いのでハリ先が見えないように丁寧に付けましょう。三枚に下ろしてのサシミの糸作りや酢の物が美味。

メバル

体は側偏し、頭部に多くの刺がある。体色は、生息環境によって変化するが、一般に海藻の多いところでは、赤茶色のものが多い。沿岸の岩礁域に群れをなして生息し、甲殻類、魚類を捕食する。海底付近で頭を斜め上にした姿勢でじっとしていることが多い。卵胎生で冬に4~5ミリの仔魚を産む。釣り方はウキ釣りではモエビやタエビなど活きエビ類がいい。
煮付けなどが美味である。

ボラ

体はやや側偏し頭部は平たい。ウロコは大きくて硬い。体色は背部が暗灰青色、腹部は銀色。内湾や河口域に生息し、幼魚は純淡水域にも侵入する。産卵期は外洋へ移動する。海底の泥に含まれる藻類や有機物・小動物を捕食する。クロダイ釣りの外道でよく釣れるが、引きが強いので専門に狙う人もいる。内湾で釣れるものは泥臭いものいて、嫌う人も少なくないが、冬に釣れるものはサシミで美味。卵巣はカラスミに加工される。

カサゴ

九州ではアラカブとよぶ所も多い。体はやや側偏し、眼と口が大きいのが特徴のひとつ。頭部には鋭くて小さなトゲが多数ある。体色は個体変異が激しいが、深場に生息するものは、赤みが強い。大小の複雑なまだら模様を形成する。沿岸の岩礁域に生息し、甲殻類、魚類などを捕食する。活動は昼間より夜間が活発である。卵胎生で冬場に仔魚を産む。釣り方は、ウキ釣りでエサは魚の切り身などでもよい。サシミや煮付け、から揚げ、鍋物などで美味。
福岡市漁業協同組合
海づり公園管理事務所

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